小舎人童の源氏物語日記

源氏物語を広めています。

藤原家について解説します。※1/15加筆訂正アリ・申し訳ありません

皆さま、こんにちは。

 

、、、すみません、1/13投稿分に、

誤りがありました!!

前の記事にも書いたのですが、

我が家にはテレビがなくて、

ダビングしてもらったものを

早送りでざっと見て、

急いで投稿したため、

間違えてしまい、

読んでくださった皆様に

大変ご迷惑をおかけいたしました。

以後、このようなことがないように、

じゅうぶん注意いたします。

 

また、せっかくお読みいただいた

皆様には、心からお詫び申し上げます。

訂正箇所がわかるようにしてありますので、

どうぞお許し下さい。

では、以下、本文です。

 

 

今日は大河ドラマで注目されている、

藤原家について、

少しだけ書きたいと思います。

 

お付き合いいただけたら幸いです。

 

 

 

藤原家のルーツで、

最大の功績を残した人物は、

ご存知の通り、

中臣鎌足です。

 

この方が藤原姓を下賜されて、

以降は藤原家が代々続きます。

 

中大兄皇子(後の天智天皇)とタッグを組んだ

大化の改新を経て、

天皇の側近の地位を確立した後、

 

息子の藤原不比等が能力を発揮して、

地位を揺らがないものにし、

そのまた息子達は四つの家に分かれます。

 

武智麻呂の南家

房前の北家

宇合の式家

麻呂の京家

 

この中で、

京家は早くに途絶え、

式家は薬子の乱によって途絶え、

 

北家の房前から数えて4代目、

良房の養子であった

基経の孫が師輔。

(基経は良房の兄、長良の息子を

養子とした。)

 

師輔の子の一人が、

大河ドラマ藤原兼家

その子らが

道隆、道綱、道兼、道長

超子(冷泉妃)

詮子(円融妃)

 

ごちゃごちゃしていますが、

今、ドラマでは冷泉帝に

吉田羊さん演じる超子が入内し、

この後

第64代天皇になる

円融帝には、

姉の詮子(これが吉田羊さん)が入内。

円融帝と詮子の子である、

第66代一条天皇に、

道長の娘、彰子が入内する、

、、、という流れになっています。

 

紫式部が宮中で活躍するまで、

まだまだ

けっこうな時間がかかりますね。

 

さらにちょっとつけ加えると、

一条帝と彰子の子である、

第69代の後朱雀帝には、

彰子の姉の嬉子が入内し、

第70代後冷泉帝を産んでいます。

 

 

 

ここまで見ても、

権力の維持には、

女子の力が必須である事が

お分かり頂けると思います。

 

大河ドラマ「光る君へ」、

第一話で、

強調されていたセリフに、

 

「一度人間に飼われた鳥は、

放たれると生きていけない。」

 

というのがありましたが、

 

紫式部が「源氏物語」を通して、

一貫して掲げているテーマのひとつが、

まさにそれ。

 

女性の自立とは。

 

という事なのです。

 

大河ドラマは半分はフィクションですが、

紫式部の意図を汲んだものになりそうで、

期待しています照れ

 

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源氏物語」を詳しく読み解いていく事で、

紫式部からのメッセージを

皆様にお伝えしていきたいと

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では、今日はこの辺で。

ごきげんよう